イチゴカラーブログ
1:5カラーは白髪染め、1:5システムはおしゃれ染め
【1:5カラーは白髪染め、1:5システムはおしゃれ染め】
Before→After7NB
左・・・白髪染めのイチゴ(1:5)カラー
第1剤1に対して第2剤(6%OX)を5という意味です。
ストロベリーは入っていません。苺の香りもしません。
このイチゴカラーの第1剤は特別な配合で1:5を可能にしています。(特許製品)
種類は1NB、5NB、6NB、7NB、8NB+、ですべてNB系です。
色の選択はありません。
色は重ねて、あるいは流してカラートリートメントします。
8NB+は国内の白髪染めの中で最も明るく白髪が染まります。
実のところ染まりが良いように見えますが、私は元の黒褐色を
明るくできるから「明るく染まっている」と感じると考えています。
1:1の従来に比べアルカリが三分の一で膨潤も三分の一
これは頭皮の軟化も三分の一以下になり
しみることがなく、痛くありません。染髪後の頭皮の違和感も無いようです。
毛髪の軟化膨潤が三分の一以下=ダメージも三分の一以下です。
これは残念ながらブログの写真では伝わりません。
講習受講をお薦めします。
イチゴカラーを使用する際に不可欠なのがこの「まぜん太」くんです。
1剤が少ないので2剤と良く混合攪拌する必要があります。
従来の攪拌方法では不足です。
2剤が5倍ですから5倍丁寧に攪拌する必要があると考えています。
これを使用しない場合「白髪が浮いているようだ」
「綺麗に染まらなかった」ということになるようです。
私は30秒以上60秒ほどミックスします。
Before→今回もモデルさんにご協力頂いて
左1:5カラー右1:1従来のカラーで比較検証しました。
今回使用した従来の1:1の白髪染めは某メーカーの新製品でしたが
ニオイがほとんどありませんでした。
不揮発性のアルカリ剤(モノエタノールアミン等)を多く使用しています。
こうなると市販のカラー剤とほぼ同じ内容ということになります。
プロ用はニオイますが「強アンモニア」が最良です。
アルカリ剤は「必要悪」です。早く揮発する方が毛髪に対しての
損傷も少ないのですから
左1:5カラー右1:1従来のカラー(某社新製品)・・・After
ここまでは白髪染め専用のイチゴカラーです。
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次回はこの1:5を応用した
1:5システム=おしゃれ染め
LT1:5 6%OXで明るく(アンダーレベル)ライトニングする方法
+
カラートリートメント
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私の説明不足から「おしゃれ染め」と「白髪染め」が
混同され、そのような質問をメールなどで受けることが
多いので、今回しっかりと解説することにしました。
ご覧頂きまして有難うございます。