イチゴカラーブログ
イチゴカラーと塩素の影響
【イチゴカラーと塩素の影響】
今週は二日間連続でヘナ&ハーブカラー講習の予定が組まれています。
LOHASピープルと呼ばれる健康志向の方、病院通いの方や
毎日、薬のお世話になっていいらっしゃる方・・・
そのような方へは化学物質に頼らない白髪染めをお薦めしています。
少しでも多くのサロンにヘナ&ハーブカラーをメニュー化して頂くために
伝える努力も精進したいと思います。
昨日も「伝えること」について考えさせられることがあり反省させられました。有り難いことです。
ヘナ&ハーブカラーをメニュー化して頂くと化学物質は減らすことが出来ます。
イチ・ゴカラーも有害物質が多いカラー1剤を1:1と比べて三分の一に
減らすこと、さらにゴミが減ることも環境に優しいと考えています。
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さて、今回のモデルさんはアスリート、毎日、プールに通っていらっしゃいます。
全体的に少し明るくしたいとのリクエストにお応えするために
長さに応じた「髪の履歴」からお尋ねしました。
①カラートリートメントの経験
②ストレートの経験
③パーマネントウェーブの経験
④スタイリング剤の使用
⑤美容室以外でのヘアカラーの経験
これらについて確認しています。
この5つの質問事項に該当されない場合はNB8+で明るくなる可能性が高くなります。
クリアカラーの1:5~1:20でも既染部は明るくなりますがこの場合、白髪は染まりません。
明るくすると同時に白髪を染めるためにNB8+を使用します。
・モデルさんの既染部は白髪が毛先まで確認できる状態です。
・既染部は根元に近い部分に比べ2レベル程暗くなっています。
そこで先ず始めに既染部に手塗りでタップリNB8+を塗布し
30分自然放置で明るくなるかどうかを確認します。
その後、根元の新生部へ塗布します。
しかし、思うように既染部の暗い箇所が明るくなっていません。
講習会の時間の制約も致し方なしか・・・
根元へグレイカバーZEROタッチ塗布(NB8+)
根元の放置タイム30分で既染部が明るくなってくれればよいが・・・
根元のカラーチェックをした際に白髪の染まり具合が通常のNB8+使用の場合と違っていました。
白髪が浮いて見えたのです。しかし、これ以上時間を延長すると根元が既染部より
明るくなると判断し、シャンプーに入って頂くことにしました。
最終的な結果は画像では分かりにくいのですが
明るさについては及第点を頂けたと思うのですが
白髪が少々浮いています。
通常イチゴカラーの白髪の染まりは完璧に近いのですが、今回は納得いかない結果で
モデルさんにも、講習会に参加されたイチゴカラーを初めてご覧頂いた理美容師さん方へも
申し訳ありませんでした。
毎日のプール通い、つまり塩素の影響なのでしょうか・・・
次回の対策を思案中です。課題が残る結果でした。
Before 既染部へNB8+塗布
After
Before After
Before After
今日もご覧頂きましてありがとうございます。