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【イチゴカラー"L"使用例】

イチゴカラーに「L」があります。
微量のジアミンが配合されているため
私は「LTライトナー」とは区別して使用しています。

【過去のイチゴカラーL使用例】
 



 

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左:イチゴカラー「L」         右:イチゴカラー「NB8+」


先日の大阪講習会レポートです。

モデルさんはフロントサイドの一部分にアルカリカラー
(白髪染め7レベル)をご自分で行われています。

それ以前はヘナを使用ということで
フロントサイドは少々明るい感じに染まっていますが

バックは自然色そのものでいわゆる黒褐色
=限りなく黒に近い茶色の意

つまり3レベル、根元の数センチは
新生毛でした。

ここでヘナということを素直に取り過ぎていたかもしれません。
ヘナ単品使用であれば毛髪の明度は上がる可能性が高く

ヘナ&インディゴのミックスであれば明るくなりにくい
或いは明るくならないことの確率の方が高いのです。

ヘナ単品使用=毛先の白髪の部分はオレンジ色
でなければならないのですが
今、よくよく考えてみると「自然色」だったようです。

ご本人が「ヘナ」と仰っていることを素直に聞き入れたことが
今回の結果に繋がってしまったということで
後日、反省しました。

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Before

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After


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一旦、暗く染まった毛髪を明るくすることは至難の業なのです。
このことをカウンセリングじに如何にしてお客様へ伝えるか

大切な課題です。

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今回は根元新生部分へは「NB8+」
ヘナ?既染部へはNB8+L=1:1で
8レベルを狙いました。


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しかし・・・結果的にはヘナ?既染部分はほとんど明るくなりませんでした。
ヘナ単品ではなく、インディゴ配合か、
あるいは塩基性染料配合の可能性があります。


この場合、失敗を避けるための正攻法として
次のレシピをお薦めします。

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先ずは既染部分が明るくなるかどうかを試すための
20:1CLを塗布し自然放置、あるいは加温し、30分以内で
明るくなるかどうかを見極めます。

20:1CLは白髪を染めることが出来ませんので
既染部分が明るくなってからプレーンリンス&ドライし

改めてイチゴカラーNB8+を全体に塗布する方法です。

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Before


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After


沢山の学びがありました。
モデルになって頂きまして有り難うございます。


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イチゴカラーは何処でも入手可能なカラー剤です。
私は、カウンセリング、ZEROタッチ塗布を含め
ソフトの充実が最も重要なサービスに繋がると考えています。


今日も最後までご覧頂きまして有り難うございます。

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