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ヘアカラーによるアレルギー・かぶれ・かゆみ対策

ヘアカラーによるアレルギー・かぶれ・かゆみ対策


ヘアカラーにはその種類を問わず、施術前に皮膚試験
いわゆるパッチテストを行うことが義務づけられています。

医薬部外品であるヘアカラーには酸化染毛料(ジアミン類)が
含まれており、アレルギー問題、薬害問題がネット上で飛び交って
いるのが現状です。

私のところにも月に数件、アレルギーについての質問
、相談があります。

その症状は千差万別、軽い痒みから、痒みが止まらない
湿疹、腫れ、酷い場合は顔が大きく腫れ上がる例もあります。

この場合、理美容師での判断は禁物です。
必ず病院へ行き、医師の診断を受けて下さい。
(症状の軽い、重いに関わらず。)

私が経験したカブレはとても酷い症状で、救急病院
で二種類、5時間の点滴(ステロイド系)

それでやっと目の周辺の腫れが治って
どうにか目が見えるようになりましたが

酷く腫れた状態では全く目が見えない状態
でした。


もし、「お客様からカブレの症状がでた。」と
連絡が入ったら・・・

まず、最初に自身が慌てないことです。
それから自分の大切な身内と同じように考え
親身になって最善を尽くしましょう。

判断を誤り、連絡が遅れたり、気分を逆なでするような
言動があると、取り返しの付かない結果を招くときがあります。
「裁判等の法的手段に訴える例有り」

電話で連絡があった場合、「直ぐ病院へ行って下さい!」
というのは「時と場合によります」

というのも私の場合、一人では病院へ行くことも
歩くことも出来なかったからです。

先ずは、症状を伺い、「目が見えるのか」
「歩けるか」「病院へ行くことが出来るのか」
を伺い、困難な場合は、早急に手配する必要があります。

自宅へお伺いし、一緒に病院へ行くことが
最善と考えます。

ヘアカラーのアレルギー、かぶれ問題は
100%担当 理美容師の責任ということになります
ので任意保険の加入をお勧めしています。

組合の保険は領収書分は出ますが
休業保証、お見舞い金は出ないと聞いています。

私の場合は、最悪の状態でしたが
腫れが治るのに1週間、腫れが元に戻ると
目の周りなどのシワが凄いのです。

それが元の状態になるのに更に
一週間程掛りました。

お客様がお勤めの際には休業補償
として10日分くらいは見積もった方が良さそうです。

通常のヘアカラーは
免疫力が通常値にある人のみが染められると
考えた方が良さそうです。

【免疫力とは】

「免疫とは病原菌やウイルスなどの外敵の侵入を防いだり、
 体内にできた害をもたらす細胞を除去するという自己防衛機能。」


更年期障害等で調子が悪いときに無理をすると
良くないことが起こるようです。

備えあれば憂い無し・・・

かぶれ対策マニュアルを作成し
いつ起こっても慌てないように
スタッフ全員で心の準備をしましょう。

以下、これまでの対策を紹介した過去ブログです。
参考にして下さい。

なお、対策方法は出来るだけの努力ですから
万全ではありません。

パッチテストの励行をお願いします。



「ヘアカラーかぶれ対策」予防法その1      2009-08-20 01:13:00
 http://ameblo.jp/gucchi21/entry-10324478639.html

「ヘアカラーかぶれ対策」予防法その2       2009-08-20 23:59:17
 http://ameblo.jp/gucchi21/entry-10325114847.html

「ヘアカラーかぶれ対策」予防法その3       2009-08-21 22:57:49
  http://ameblo.jp/gucchi21/entry-10325746901.html

  http://ameblo.jp/gucchi21/entry-11675646436.html


   これが「ジアミンかぶれ」です                2014-02-03 19:37:02
  http://ameblo.jp/gucchi21/entry-11764156499.html


今日もご覧頂きましてありがとうございます。

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