イチゴカラーブログ
明るさを維持しつつ白髪を染める。
滋賀彦根サロン講習会
レポートです。
一度、毛染めをして暗く染まっている状態
所謂、黒染めを明るくする方法と
白髪染めをしていて、白髪が浮いている場合に
明るさをそのまま維持しつつ、浮いている白髪を
染めることは困難を極めます。
これは美容師さんの常識ではありますが
一般のお客様の常識ではありません。
黒染めも明るく染まるカラー剤を使用すれば
簡単に明るくそまる。・・・
このように簡単に考えられています。
何も加工されていない健康毛(バージンヘア)の黒褐色
と白髪染め(黒染め)は全く違うことを伝えることから
始まります。
しかも、具体的な画像を提示しての解説をしないと
お客様は美容師さんに気を遣われて
「聞いたふり」「理解したふり」をされている
ことを美容師側が理解する必要があります。
「明るくなり難い順番」と
明るくならない可能性が高い三つの
条件をしっかり把握します。
お洒落染めの7レベルと
白髪染めの7レベルは
全く違った内容なのです。
この辺りはイチゴカラー講習会で
お伝えしています。
今回のモデルさんは白髪が毛先まで
ハッキリ見えています。
この明るさを維持しつつ
白髪を染める方法をお伝えします。
Before
After
増粘剤を加えて頭皮に付けないZEROタッチを実践しています。
頭皮に付けませんが根元もしっかり染める塗布技法です。
Before
ZEROタッチに続いて、中間毛先を手塗りします。
毛髪内部まで手のひら一杯に広げて
ムラなくタップリ塗布します。
Before
After
After2
とても、綺麗になりました。
長文を最後までご覧頂きまして
ありがとうございます。