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イチゴカラー明るく染める場合の注意点

イチゴカラーは国内のヘアカラーの中で
抜群に明るく染まる白髪染めです。

私自身、昭和57年に美容師免許を取得して以来
35年以上この業界に関わって来ましたが
客観的に見ても、掛け値無しで「ナンバーワン」の
明るさだと思います。

これは通常の1:1調合のヘアカラー剤に比べて
約2レベル程明るくブリーチできるからです。


1:1調合=黒髪(3レベル)から11レベル

1:5カラー=3レベルの黒髪を12.5レベル
まで明るくリフトすることが出来ます。

つまり、より白髪にベースを近づけることが出来るため
白髪もしっかり染まりつつ、明るい白髪染めが出来るのです。

しかも、同じレベルの明るさであれば
毛髪損傷の原因物質である
「アルカリ剤は半分以下」つまり

ダメージが少ないことも多くの理美容師さん方より
証言を頂いています。

イチゴカラーの表現としては
「白髪が染まるお洒落染め」という表現がピッタリです。

ただし、明るく染まるイチゴカラーでも
新生毛は明るく染めることは出来ても
既染部や他の影響を受けている部分は

明るく染まらないこともあります。

先ずはこちらをご覧下さい。

 

簡単に解説すると「従来型1:1調合に比べてイチゴカラーは1レベル明るく染まる」ということ。

従来の1:1調合の白髪染め「6レベル」を使用している場合は
イチゴカラー「5レベル」で同等の明るさが得られるのです。
しかも、酸性の6%OXを使用するのですから毛髪ダメージも
少なく抑えることが出来ます。

イチゴカラーNB8+のプラスは「8レベルよりも明るく染まる」
という意味が込められています。

次にこちらをご覧下さい。

 



 

 

既染部、ヘアカラーの影響の場合

・お洒落染めで白髪が染まっていない場合は
明るく染まる可能性が高い。

・白髪染めで白髪が浮いている場合は
暗く染まる可能性が高い。

何度も説明しますが「新生毛」が最も
明るく染まります。

逆に既染部やスタイリング剤などの影響は
確実に毛髪に残っているのです。

三重県四日市サロン講習会レポートです。

モデルさんはお洒落染めで白髪が染まっていないケース
明るく染まる可能性が高いと思いきや・・・

スタイリング剤の影響で新生部分以外は
暗く染まっているのが分かります。


Before



After


Before




After

全体をイチゴカラー「NB8+」に増粘剤を加えてZEROタッチで
タップリ塗布後
染まり難いことを想定して45分間放置しています。

ではこの場合、どのように対処すれば良いのか・・・

それは根元を
NB6~7レベルにし、既染部分はNB8+
またはNB8+にイチゴカラー”L”を
加えて塗布すると良いでしょう。

基本的には根元が暗い、毛先が明るい方が
自然に見えるのです。

 

 

既染部分がどのくらいの明るさになるか?
それは施術履歴とスタイリング剤等の影響で大きく変化し
ますので、正直、やってみないと分かりません。

しかし、私達はプロですから出来るだけの思案と
経験値から予測はするべきだと思いますので
これらを参考にして下さい。





今日も最後までご覧頂きましてありがとうございます。

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