イチゴカラーブログ
イチゴカラーの赤味を消すLG20%60分放置
神戸ベルエベル美容学校
イチゴカラー講習会レポート
イチゴカラー講習会終了後の質問の中で
「色、色彩はどう表現するのか?」
とよく質問を受けます。
しかし、一旦導入して暫くサロンで使用経験のある
方からは同様の質問を受けることが殆どありません。
講習会の中で解説している
「酸化染毛料であるジアミン類はナチュラル系の色味のみの5種類」
であることから
最初に赤味が出ても、数日~一週間以内には消える。
これと同じ事が色味にこだわる多くのお客様
理美容師さんにも言えるのです。
どうせ、シャンプー数回から十数回で色、色彩は殆ど抜けてしまう。
カラー頻度が低いお客様へはナチュラル系がお薦めです。
最も色抜けしないのです。
さて、そうは言っても私を含め、色合いを何とか
表現したい。
最初の赤味を消したい。と思われる方へ
私が独自にお薦めしている方法は
塩基性染料とHC染料のカラートリートメントを
全体量の10%~50%混合です。
そう。カラー剤は自分たちで作るのです。
今回はLG(ライトグリーン)
内容はカラトリ4RDのYellow10:1BLUE
イチゴカラー独特の赤味を消します。
今回はお薦めの全体量に対して20%混合
BLUEが多いと暗くなりますので、特にAsh系は注意して下さい。
LG30%混合の場合は緑味がやや強く出ます。
イチゴカラーNB8+30g+150g+LG36g=216g
イチゴカラー全量180gの20%つまり36gのLGを混合
総量216gで驚かれる方も多いと思いますが
根元から毛先まで全体に塗布する量です。
モデルさんの前回までの白髪染めでは
白髪が毛先までハッキリと見えています。
ということは染まり難い、或いは褪色が早い
と考えがちですが、この毛質に対して
染料の量が不足していると考えられます。
酸化重合発色さえ十分行われていれば
このように大きく褪色しません。
酸化重合不足、染料不足と判断しました。
この辺りは講習会の際に解説しています。
さらに、もう少し明るくしたい・・・とリクエストされました。
ポイントは3つ
その① 十分な毛髪飽和に至る量を塗布する。
その② ①に加え粘性を高めて毛髪を漬け込む。盛る。
その③ 45~60分自然放置
その④ 粘性を高め頭皮に付けないZEROタッチ技法を用いる。
Before
イチゴカラーLG820% 総量216g
完全無欠のZEROタッチ
Before
After(60分自然放置)
Before
After
講習会の際、モデルになって頂ける方を募集しています。
イチゴカラー、2ステップカラー、ヘナ&ハーブカラーなど
全てのモデルさんを募集しています。
(一般の参加もOKです。)
応募は下記メールまで
今日もご覧頂きましてありがとうございます。