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カラートリートメントをアルカリ化の意味

従来のカラートリートメントにアルカリ剤を加えると瞬時に色が変わったりアルカリ剤に色素が分解されてしまうことが課題でした。
もちろん予めカラトリにアルカリ剤を混ぜて保存するなど出来ませんでした。
それまでの私の知識ではカラートリートメント(塩基性染料+HC染料)はアルカリに弱い、アルカリ剤を配合し、製品化は不可能であるとの認識でした。

しかし、このほどイチゴカラーのミューズ研究所から製品化された「塩基性カラートリートメント”ラクトンカラー”」はアルカリ剤を配合されたアルカリ性です。塩基性=アルカリ性のことです。


開発当初はイチゴカラーの色彩を豊かにするために・・・でありましたが
私の我儘かつ無理難題であったと思われましたが、アルカリ剤の量を増やして
6%OXを加えるのみで毛髪を明るくリフト出来る従来に無い、全く新しいヘアカラーのカテゴリー、塩基性カラトリを所望させて頂いたのです。

 

酸化染料中間体(ジアミン類)は必要悪であると認識しています。
1863年ドイツのホフマン氏により、発見された物質です。
発色の仕組みは酸化重合発色、小さな色素が毛髪内部に入り込み
酸素の力で重合し毛髪内部で大きな染料になるため洗髪を繰り返しても
抜けにくい素晴らしい染料なのです。しかし、アレルギー等の諸問題を抱えています。

斯く言う 私もジアミンアレルギーで半年以上大変な思いをした経験があります。

それさえなければ素晴らしい染料なのです。
1863年(文久三年)・・・日本は明治維新を迎える大政奉還が1867年ですから
幕末だったころ、ドイツでは染毛剤の開発がなされていたのですね・・・。

アレルギーだけの問題ではなく、疑発がん性、環境ホルモン作用が確認されています。

私が考えるアルカリ性のカラートリートメントの本来の目的は「脱ジアミン」です。


①イチゴカラーに配合して色彩美学
イチゴカラーに対して10~50%加えることで色彩を楽しむことができます。

②1:2(6%OX)~1:3配合にて白髪染め

③1:5配合にてお洒落ぞめ

が可能になります。 
従来のジアミン配合のアルカリカラー剤と比較すると白髪染めは物足りない感じはあります。
白髪率50%超であれば浮いた感じの仕上がりです。

お洒落染めも地毛+3レベル程度のリフト力です。(加温15~20分)

しかし、この業界にとっては大きな一歩なのです。

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願わくば「先ずは全てのお洒落染めをラクトンカラーへ!」

これから結婚出産の若い世代は男女を問わず脱ジアミン、脱環境ホルモンを早急に進める必要があります。

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RED Yellow Blue Mahogany Black クリアトリートメント 脱染剤

モデルさんは顔周りをセルフカラーされています。

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BLD=ブロンド

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原色の赤・青・黄色を1:1:1=黒ですが、カラトリに含まれている塩基性、HC染料は
色のブレがありますので1:1:1は深みのあるブロンドになります。

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頭皮の刺激を体験して頂くために頭皮べったり塗布→ゆえに自然放置30分です。

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BEFORE

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AFTER

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細毛、軟毛は加温なし自然放置30分でも2レベル程度は
明るくなりますが普通毛~硬毛、太毛は加温する必要があります。
アルカリ剤とタール系色素を含みますので基本的にはZEROタッチを推奨します。

今日も最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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