イチゴカラーブログ
6%オキシに対しての「思い込み・先入観・固定観念」
6%オキシに対しての【思い込み・先入観・固定観念】
先月、原宿で行われたイチゴカラー取り扱いディーラー会議の参加者でディーラーのお手伝いをされている美容師さんが参加されました。「イチゴカラーは明るくしっかり白髪染まるが毛髪は損傷する。」そう思っていたそうです。
この10月でイチゴカラーは6周年、7年目を迎えますが、同等の明るさレベルの従来型1:1の白髪染めと比較してイチゴカラーはダメージが少ないと確信していますし、使用されている理美容師さんからも確認しています。
イチゴカラーに「毛髪損傷が少ない」という意見と「毛髪損傷は当然でしょう」と意見が分かれています。
「イチゴカラーは毛髪損傷、頭皮のダメージが少ない」が圧倒的に多いのは事実です。
これはどういうことなのでしょうか?
使っている理美容師さん、イチゴカラーはダメージが少ないと講習会に参加される理美容師さん(講習会のリピーターさんの意見。10回以上受講の方も少なくありません。)
一方でイチゴカラーは明るく染まるけどダメージを心配している方は、6%OX2剤に関しての 思い込み・先入観・固定観念があり、イチゴカラー受講回数が1~2回程度であると考えています。イチゴカラー講習会は3回目受講の際に漸く分かりました。理解できました。と声を掛けられることが多いのです。
先日も20年来のお付き合いのあるサロンでのイチゴカラー臨店講習会。モデルさんはスタッフさん、しかし、次の日にモデルさんの仕上がりが「パサついた」「良くなかった」と連絡がありました。オーナーさんとの話のやり取りを紹介します。
「昨日のモデルさん、二人ともパサつきがある。」と翌日のお昼頃連絡がありました。
オーナーさん:やっぱり2剤を5倍も入れるカラーはある程度ダメージしても仕方がないのよね・・・。ウチでは根元はイチゴカラーを使っても既染部はヘナを使ったり別のトリートメント使っているからダメージが少ないのよ・・・。
グッチ:6%OX2剤は酸性ですから、加えれば加えるだけダメージが減るんです。ですから1:1のヘアカラーよりダメージは少ないんですよ!
オーナーさん:でも、消毒に使うようなものだから、バイ菌を殺すために強い力があるでしょ?
グッチ: 6%OX2剤は酸性ですから1剤のアルカリを薄めてダメージを軽減できるんです。
オーナーさん:酸性もたくさん入れると髪が傷むでしょ?
グッチ:髪の毛はアルカリもしくは強酸でダメージを受けますけど・・・
オーナーさん:昔はオキシドールで髪を脱色してでしょ?それだけのパワーがあるんでしょ?
グッチ:オキシで明るくしてた時はドライヤーで熱を加えてないと明るくなりません。
このようなやり取りで、何を言っても、決して6%OXを多く加えるとダメージが軽減することを認めようとはなさいませんでした。オーナーさんの考えは、そのままスタッフさんにも伝わり、二人の内、一人のモデルさんはモデルになることさえ本意では無かったようです。2剤を5倍も入れるイチゴカラーは頭皮や毛髪にダメージを与えてしまうとの根強い思い込みは否めませんでした。残念で仕方がありません。長いお付き合いなので、何とか真実をお伝えしたいと思っていますが、今の状態では過酸化水素6%カラーの2剤はダメージを与えるもの、ダメージの原因という固定観念があるため、手の施しようがありません。
それでも私は諦めません。もう一度、モデルさん無しで2剤の真実、「過酸化水素6%ヘアカラー2剤は悪くない」という内容の臨店講習会をお願いしようと思っています。
夜間の臨店講習会で終了が23:00で翌日の昼頃の電話連絡、きっとモデルさんもまだシャンプーしてもいない状態で「良くなかった」「パサついた」との報告は固定観念、思い込み、先入観としか考えられないのです。
私は6年前にイチゴカラーの開発者「奥山先生」と出会い、ヘアカラーの対しての概念が大きく変わりました。従来型1:1調合のヘアカラーは実際には3%で使っていることに対し、イチゴカラーは5%となり、アルカリも半分以下であること。それは私にとって大きなカルチャーショックであると同時に今までの概念をも崩れ去る内容でした。まさに目から鱗が落ちた感じでしたね・・・。しかし、そのために私は実験を繰り重ね検証を行い、自分のものすることになりました。自分の腑に落とし込むことで絶対なる自信にも繋がったのです。それと同時に全国の理美容師さんにこのことを伝えなくては・・・との使命感も芽生えてきたのです。
検証①
ヘアカラーの2剤6%OXのみをヘアカラーのカップに入れ60分放置を5回繰り返しました。
検証②
午後からパーマ(アルカリ+チオグリコール酸)を付け巻きしたスタッフさんの指と腕に6%OXのみを塗布ししばらく時間を置きました。(10~15分程度)
検証③
ライトナー(LT)主剤は強アンモニア水に6%OXを加えてブリーチテスト
これらの検証結果を以下、リンク先で紹介しています。
http://ameblo.jp/gucchi21/theme-10044726164.html
【白髪も染まるオシャレ染めイチ・ゴカラー解説】
【必要最小限のアルカリ=ダメージレス検証(イチ・ゴカラー)】
http://ameblo.jp/gucchi21/day-20130919.html