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イチゴ(1:5)カラー解説


【初めての白髪染め1:5カラーNB7】

バージンヘアで白髪混じりで少々脂っぽさが感じられます。

ご本人の希望とプロのアドバイスが一致して7レベルで

イチゴ(1:5)カラーNB7を使用することにしました。

イチゴカラーには苺は入っていません。苺の香りもしません。
イチゴカラーの「イチゴ」と表現しているのは

第1剤が1に対して第2剤が5を混合するため1:5=イチゴと表現されています。

普通毛根元1~1.5cmリタッチの場合
イチゴカラー第1剤10g+第2剤6%OX50gとなります。

国内生産のヘアカラー剤、アルカリの量は4%未満と規定されています。
一番明るい「ライトナー」
一番明るい「白髪染め」
一番明るい「おしゃれ染め」
これらすべては上限の4%未満と考えて良いでしょう。

(パウダーブリーチを除く)

この範囲内で1:5で混合すると低膨潤(アルカリ量三分の一)
で効率よくブリーチが出来ます。

これを1×5理論、1:5システムと表現しています。

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① 白髪染めには画期的な1:5カラー

② おしゃれ染めにはライトナー(LT)1:5~1:20 6%OXで
明るさ調節を行い(クリアカラー)その後、カラートリートメント

③明るくすだけの「自分色を表現クリアカラー」は
ライトナー(LT)1:5~1:20 6%OXで
明るさ調節(メラニンコントロール)

いずれも低膨潤で1:1の従来のカラーリングと比べ
大幅にダメージの抑制、毛髪体力を温存するシステムです。

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これまでカラーメーカー各社は規定の範囲内

①第1剤のアルカリ量
②第2剤の過酸化水素濃度
でシェア獲得競争を行ってきました。

しかし、ほとんど大きな差は実感できずに
いわゆる「団栗の背比べ」だったように思うのです。

この新しいイチゴカラー、1:5システムはヘアカラー業界に
大きな変革をもたらしてくれる大きな期待感があります。

それは・・・

1:5によるアルカリ剤の希釈は三分の一(低膨潤)これは
毛髪だけでなく、頭皮の刺激や薄毛抜け毛の原因、毛根浸食をも抑制します。

しかし、過酸化水素濃度(6%)は従来の1:1使用時の3%から
5%と高濃度になるために毛髪内部におけるメラニン色素分解
が十分に行われるという画期的なシステムなのです。

大切なお客様の毛髪と頭皮を守るために・・・

あるサロンのオーナーさんがこんなことを仰っていました。

「イチゴカラーに代えてから、1:1の白髪染めが怖くて使えなくなりました。」

「これまでの1:1のカラー剤を使うことに罪さえ感じてしまうんです。」

私も同感です。


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Before→After

こちらのモデルさんは最初からイチゴカラーですので
このカラーの良さは理解していただけません。

イチゴカラーは従来のアルカリカラーが比較対象です。

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イチゴ(1:5)カラーはサンプリングしません。

多く美容師さんは第2剤である過酸化水素6%が
毛髪を傷める原因と思っている方が大半です。

或いは2剤を5倍も入れるのだから染料もアルカリ剤も5倍入っているに違いないと
思われている方も少なくありません。

この場合、そのような先入観でご自分で試されても良い結果には感じません。

比較されたい場合は同じモデルさんで左右に1:1VS1:5と塗り分けて
その違いを5感でテストして頂くと良いでしょう。

同一人物でないと比較したことにはなりません。

イチゴカラーの注意事項

①分量をしっかり計り、守って下さい。

②ミキサーを使用し、十分な攪拌を行って下さい。
第1剤の量が少ない(1:1の三分の一)ために攪拌は
最重要です。

③1.2剤の攪拌が終わったらすぐに塗布を始めて下さい。

④放置時間は30分です。

⑤ヘアカラー剤は白髪率30%にあわせて
その明るさを表現されています。

40%以上の白髪率の場合は1レベル暗めに
70%以上は2レベル暗めの第一剤を選択して下さい。

各地で1:5カラー体験キャンペーン開催中です。
お気軽に下記メールまで・・・

長文を最後までご覧頂きまして有難うございます。

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