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6L→8Lへ明るく修正イチゴ

6L→8Lへ明るく修正イチゴ
 

 北九州市小倉北区のサロン講習会レポートその2

今回のモデルさんは現在普通の白髪染めをされています。
明るさは6レベル程度、今回、少し明るくしたいと言うことで
「6レベル→8レベル明るく修正イチゴカラー」を行いました。

このメニューは
たくさんの「お客様が待ち望んでいる新メニューです」
しかしながら、「どなた様でも上手くいくとは限りません」
「安請け合いをしないことも大切です」

まず、一番重要な毛髪の履歴を調べるために
アンケートに記入して頂きます。
長さにより過去の期間が変化します。
今回は概ね1年以内と考えています。
 


Before


After

 

時々スタイリング剤の使用と45日毎の白髪染め
をサロンで行われていました。

明るくなりにくい条件の筆頭である年間カラー回数ですが、
ホームカラー、サロンカラーの問は「根元リタッチ」
と「全体染め」の回数の把握です。

ヘアカラーのダメージの差はサロンカラーに
於いてもその施術者のスキルで大きく差が出ます。
「平気で既染部分に大幅に重なる塗布をする美容師さんは少なくありません」

「既染部分の処置はダメージレスを考え根元のみ+既染部への重なり5mm」
を意識しましょう。
この場合のスライス幅は5mmです。

さて、5mmのスライス幅で塗布している、
あるいは5mmで塗布できるスキルをお持ちの美容師さん
は皆さんの周囲に何人いらっしゃるでしょうか・・・






毎回、毛先まで塗布するホームカラーの場合、
毛先に酸化重合発色が重なり・・・これを酸化重重重重重合
と表現していますが、この場合、なかなか明るくなりません。

「光で染まるクリーム 」や「ヘアマニキュア」
「インディゴ」の明るくなりません。

この三種は明るくなりませんとお断りした方が無難です
。無理に施術されると、その時点から大きな責任が
のしかかって、クレームに悩まされる確率が高いのです。

断る勇気も必要です。
この話は奥が深いのでなかなか文章化できませんが、
講習会等でお目に掛かった際にご質問下さい。



今回は既染部分に大きく明るくならない条件は無いとの考えで
NB8++L=1:1としました。

 


 
Before ②中間毛先の既染部分を先に塗布(タップリ手塗り)


After
 

 


Before




After


Before


After

毛髪が明るく染まって、周囲から「オシャレ染めに見える」
と感想が聞こえてきました。

喜ばれるメニューです。


今日もご覧頂きましてありがとうございます。

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