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ヘアカラーベーシック講習+1:5カラー in 札幌

11月7日月曜日、今週は北海道出張です。


4時半までアトリエでカラトリ染着テストをしてましたから

眠い目をこすりながら、空港へ向かいました。

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新千歳まではおよそ2時間のフライトですので、爆睡してしまいました。
新千歳周辺の天気は曇り、外気温は11℃、福岡は22℃でしたから
ずいぶん、涼しい・・・といいますか、
九州人なので少し肌寒さを感じました。

しかし、現地の人は「今年は秋が長い、まだ雪も降っていないし、暖かい」
と話をされていました。
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午後4時を過ぎると、急に暗くなってきます。
18:30~札幌市内にあります「W」さんで
集合講習会、お題は「ヘアカラー基礎」です。

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酸化重合の話、その前に「酸化染毛料」の話をしました。

酸化染料とは「酸素と化合することにより発色する仕組みの染料」

ということになります。上の画像は使いかけのカラー1剤です。


キャップと外すと先の方だけが黒くなっています。

これは酸化染料が空気に含まれている酸素と化合して発色している

ことが分かります。歯磨きペーストのチューブはラミネートチューブ

が主流ですが、カラー剤の場合、空気が内部に侵入するのを防ぐ

目的で現在でも金属製なのです。


1剤1:5「6%OX」のイチゴカラーのレクチャーを

行いましたが、ヘアカラーの基礎講習は一回では

理解できないことでも、2回受講されるとよく分かる

ということです。私の課題は出来るだけ一度で分かりやすく

レクチャーできる方法を工夫することですね・・・。


伝えることの難しさを毎回、学んでいます。


一人一人の理解力やキャリアの差がありますので

伝える側の都合だけにならないように気をつけたいと思います。

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Before→After

さて、1:5カラーの特長は出来るだけ明るく白髪を染めることが

出来るということです。

 
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              Before→After

酸化染毛料の3つのタイプで構成されています

①酸化染料中間体②カップラー染料この二つは酸化することに

より発色します。③直接染料(ニトロ染料)

は酸化で発色する仕組みではありませんので、最初から色として

見えています。これが1剤のチューブからしぼり出したときの

色の違いです。


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白髪が染まりにくい方へは少し長く時間を置いた方が

酸化染料中間体(ジアミン類)の酸化重合はカラーの前半

特にPHが高い時より、PHが下がってからの方が酸化重合が

進みますので白髪にしっかり入ることになります。

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講習会終了後にオーナーさん、ディーラーさんと

ご一緒させて頂きました。情報交換、SNSの話から

スマートフォン、iPad2の使い方、WI-FI、色々な話題で

時間を忘れてしまいそうです。


私のブログを理解して頂くために、ブログの内容を

メモしながらご覧頂いていらっしゃると伺いました。

「メモしながらだと理解が早いんです」と仰っていました。


いつもありがとうございます。本当に有り難いです。


さあ、明日も午後からヘナ&ハーブカラーの

講習会でお世話になります。


よろしくお願いいたします。


ご覧頂きましてありがとうございます。

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