イチゴカラーブログ
白髪を明るく染める1:5カラー国内№1の理由
熊本ペネロープさんで行われた
ヘアカラー基礎&1:5カラー講習会レポート
先ずはモデルさん2名に1:5カラーを塗布させて頂き
放置タイムでレクチャーしました。
30年以上この業界に従事させて頂いて色々な
カラーメーカーさんに出会ってきましたが
国内で販売されている白髪染めアルカリカラー剤の中では
一番明るく白髪をしっかり染めることが出来るのが
【1:5カラー】です。
大きな理由は1:5理論つまり1剤1:5「6%OX」のブリーチ理論にあります。
通常は1:1に混合する2剤ですがこの場合
1剤30g+30g2剤6%=使用時には過酸化水素濃度は半分の3%になります。
過酸化水素6%が1剤で倍に希釈されるからです。しかも、その僅か3%の中から
さらに酸化染毛料(ジアミン等)の発色にも奪われてしまいますので
実質2.5%前後と考えています。
従来品では
黒褐色を明るくするブリーチのパワーが絶対的に不足しているのです。
これが仕上がりレベル7~8の白髪が綺麗に染まらない理由の一つです。
国内の過酸化水素2剤の上限は6%
アメリカでは20vol=6% 30vol=9% 40vol=12%があります。
国内で許可されている範囲で最大限のブリーチ効果を発揮させる理論
を私は1:5ブリーチ理論と表現しています。
しかも、この1:5理論は出来るだけ明るくし、ダメージは1:1より少ない
コストも削減し、環境にも配慮出来るという優れた点があります。
臨店講習会承り中です。
NB7Before→After
NB8+Before→After
最大のポイントは「酸化重合はPHが下がってから発色促進」ということ
ですから通常は30分しっかり放置してチェックしますが、白髪の入りが薄いときは
45~60分放置します。
白髪が染まり難い方は最初から40分自然放置を薦めています。
(特にNB8+の場合)
プレシャンプーや加温は厳禁です。
皆さん遅くまでありがとうございました。