イチゴカラーブログ
魅力のイチゴカラーは1液1:5 2液6%OX
講習会レポート1:5カラー
平塚の美容学校「平塚ビューティーカレッジ」で行われた
へカラー基本+1:5カラー講習会
1:5理論という1剤(アルカリ)1に対して2剤(6%過酸化水素水)を5倍加える
毛髪の体力を温存し、出来るだけ明るくする(明るくしっかり染める)をお伝えするときに
ヘアカラーの基礎が欠かせません。
美容師さんのほとんどの方が2液を5倍も入れたら、そうとう傷むんでしょうね・・・バサバサになるか、溶けるんじゃない?など、これまでにも異口同音に毛髪損傷を心配する声を聞いてきました。
いいえ、そうではありません。その真逆なんです。
6%の2剤は勝手に酸化しないように「リン酸という酸を加えてPH2~3の酸性に保たれています」
つまり、1剤に含まれているアルカリを希釈することになり、毛髪損傷を抑えてくれます。
従来の1剤 1:1 2剤(6%OX)の場合、1:1に混合するのですから
例えば1剤50g+2剤(6%OX)50gですから使用時に過酸化水素は、わずか3%になります。
1剤が6%OXを2倍に希釈してしまうのです。しっかり明るくしたくてもこれではリフト力が不足します。
白髪をしっかり染めることで重要なことは「白髪20レベルに黒髪3レベルを可能な限り近づける」
ことが白髪が浮かないグレイカバーなのです。
イチゴカラーには苺は含まれていません1:5に混合するのでイチゴカラーなのです。
通常1~1.5cmの白髪新生部分へは総量で60gです。つまり
従来であれば1剤30g+2剤(6%OX)30g=60gですね。
1:5カラーの場合は1剤10g+2剤(6%OX)50g=60gとなります。
実際に私がこれまで30年以上この業界に従事し、全国を訪問して
数々のヘアカラー剤を経験していますが、一番明るく、しっかりと白髪をカバーでき
しかも、損傷が少ないことを確認しています。
「百聞は一見に如かず」皆さんの五感で確かめて下さい。
【1:5カラーNB8+】
Before→After
自然放置30分+5分、そまり難い毛質の場合は時間を長めに放置して下さい。
5分から15分延長は問題ないと考えています。
酸化染毛中間体(ジアミン類)はPHが下がると酸化重合が進みます。
最後までご覧頂きありがとうございます。