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ジアミン類はPHが下がって活性化する

 

【ジアミン類はPHが下がって活性化する】

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Before                イチゴカラー NB7(45分放置)
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パラフェニレンジアミンが発見されたのは1863年、ちょうど150年前(これもイチゴ?)

ジアミン類はおよそ5種類しか存在しません。
ジアミン類のみが「酸化重合発色」で分子が大きくなり
シャンプーをしても染料が外に出にくい永久染毛料といわれてます。

黒、グレイ、濃い茶色、茶色、明るい茶色の5種類です。

それ以外のヘアカラーにとって重要な色彩は「カップラー反応発色」または
「直接染料(ニトロ染料)」で表現されていますが分子がジアミンほど大きくならずに
シャンプーにより抜け出てしまいます。

色味にも寄りますがせいぜい2週間程度(毎日シャンプー)だと考えています。
メーカーサイドでは一ヶ月から1ヶ月半と説明されているようですが
この話をそのままお客様へ伝えてしまうと「嘘」になってしまうのが現状です。

さて、ジアミン類の発色の特徴として「PHが下がって活性化する」があります。
つまり、2剤と混合したばかりのPHが高い状態より、時間が経過し、PHが下がって
酸化重合発色が加速する進むということです。

白髪浮きやすい、染まり難い、褪色が早い毛質の方ヘは
①塗布量を増やす。
②時間を長めに放置する。

この二つを実践して下さい。

経験ですが7,8レベルの白髪染めでは45~60分放置しています。
確実にしっかり染まっています。

酸化重合は塗布後25分くらいから発色が進むようです。

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Before     イチゴカラー NB7(45分放置)

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After


ご覧頂きましてありがとうございます。

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イチ・ゴカラーには「苺」は入っていません。ストロベリーの甘い香りもしません。

1剤1に対して、6%2剤を5つまり、配合比率1:5なのでイチ・ゴカラーと呼ばれています。

多くの美容師さんは「2剤(オキシ)を5倍も入れて大丈夫なんですか?」
「傷むんじゃない、シミるんじゃやない?」と異口同音におっしゃいますが
すべて、逆です。「傷みは少なく、シミることも少ない」のです。

ヘアカラー剤の第2剤は6%過酸化水素水、これは酸性(ph2~3)です。
2剤の配合量が多ければ、第1剤のアルカリを希釈することになりますので
毛髪の膨潤も頭皮の膨潤も最小限に抑えることができる画期的なヘアカラー剤です。

これまで多くのサロンで導入して頂きましたが
従来型1:1のヘアカラーより「傷んだ、シミた」という報告はありません。

ただし、酸化染料は含まれていますのでかぶれないということではありません。
当然、施術前のパッチテストは必要です。
 

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1剤が少量ですのでミキサーを必ず使用して下さい。

左のテーマから過去の記事で情報入手できます。

http://ameblo.jp/gucchi21/theme-10044726164.html
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http://ameblo.jp/gucchi21/theme-10027805915.html
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