イチゴカラーブログ
既染部へイチゴカラー#4
【既染部へイチゴカラー#4】
イチゴカラーにはペーパーマニュアルはありません。
当ブログがマニュアルとお考え頂きたいと連日奮闘しております。
重要な記事はプリントアウトしてファイルで綴じて頂けると分かりやすいと思います。
さて、既染部へイチゴカラーの続編#4です。
今回のモデルさんは癖毛です。特にストレート(縮毛矯正)はされていませんが
毎日シャンプー後、ムースを使っているそうです。
前回は6レベルの白髪染め(ホームカラー)30分放置
ホームカラーの場合、完璧なリタッチは望めませんので
既染部ではジアミン類による酸化重合発色の相当の重なりがあると
考えられます。それに加えムース使用と明るくなりにくい条件が二つ重なっています。
しかし、根元は前回染めてから一ヶ月足らずで新生部分は1.3cmほどです。
既染部は既に褪色し白髪がハッキリ見える状態です。
従来の1:1の白髪染めでこれをカバーすべく全体に塗布すると
確実に白髪が染まる代わりに全体に暗くなり
しかも、相当のダメージを受けてしまいます。
イチゴカラーの場合、方法は二つあります。
レシピ:A レシピ:B
A:今回、実際に行ったレシピAの①根元~②既染部
しかし、結果は予想通り、根元新生部分が既染部より明るく染まっています。
この方法は、既染部が暗くなっても(明るくなっていなくても)1週間~2週間で
2レベル程度は明るくなるとのサロン情報に基づき判断しています。
しかし、これも使用するシャンプー剤や頻度の違いで左右されると思います。
B:もう一つの方法はレシピB①既染部塗布後30分程度明るくなるか・・・様子を見て
根元新生部分を塗布する。しかし、既染部へ先に塗布すると根元の
グレイカバーZEROタッチ塗布は困難を極めます。(新生部分は1.3cm)
今回のモデルさんの10日~2週間後の状態を見て確認したいと切望します。
サロンワークを離れて16年・・・その後の結果を見ることが出来ない自分自身
歯がゆい思いがあります。是非、皆さんのレポートをお願いします。
Before グレイカバーZEROタッチ塗布
①根元塗布終了 ②既染部塗布、先ずはタップリ手塗りから既染部へコームスルー
45分後シャンプー直前の状態 After
Before グレイカバーZEROタッチ塗布
拡大してご覧下さい。ZEROタッチでも根元が染まっていることを確認できます。
After(ZEROタッチでも根元までしっかり染まっています)
Before グレイカバーZEROタッチ塗布
(頭皮に付けない根元2mmあけて塗布するテクニック)
After(根元までしっかり染まっています)
After 表面と内部の仕上がり状態です。
今日もご覧頂きましてありがとうございます。