イチゴカラーブログ
重要記事20:1CL脱染→イチゴカラー8LG
【
重要記事20:1CL脱染→イチゴカラー8LG
】
神戸で開催されたました脱染勉強会レポートです。
脱染には3通りの方法があると考えています。
①酸性脱染剤(エルコス アシッドイレーザー等)
②LT(ライトナー)を使った20:1CL
ライトナーとは主成分アンモニア水、または強アンモニア
であり脱色剤表示のもの
※(同成分でクリームブリーチ表示も有り)
③PB(パウダーブリーチ)を使った20:1PB
PBとは過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム
過硫酸カリウム配合の脱色、脱染剤
※(同成分でクリームブリーチ表示も有り)
※クリームブリーチと表示されている物は
2種類あります。成分表をご確認下さい。
今回の勉強会で、私も本当に脱染の難しさ
その後のカラーリングを考えての脱色は
まだまだ考えが浅いことを再認識させられました。
モデルさんは一ヶ月ほど前に京都で
イチゴカラーのモデルになって頂いた美容師さんです。
度重なる白髪染めの履歴でしたが、白髪が全体に浮いていましたので
イチゴカラーNB8+を全体に塗布しました。
仕上がりは案の定、根元の新生部分は明るく染まっているのですが
酸化重合が重なる既染部分は白髪のカバーはそこそこ出来ても
暗く染まっていました。
神戸の脱染勉強会に参加の意向を伺い
是非、モデルになって下さい。とお願いしました。
正直、一度でもっと明るくなると予想していましたが
そう簡単ではありませんでした。
これまで幾度ともなく20:1CL脱染は繰り返し
行っていましたが、今回は正直手こずりました。
今回の重要Pointは
①弱い薬液で数回に分けて脱染するため
時間の制限がない余裕の時間を要す。
②PB1:2~1:3で行えば誰にでも簡単に脱染は
行えますが、その後の大きなダメージは
取り返しが付きません。
脱染は焦らず、弱い薬液でじっくりと・・・
③脱染後のイチゴカラーはNB8+で3レベルの
染色のためアンダーレベルをしっかりリフトさせる。
12レベルリフトで9レベル仕上がり
(12-3着色=9レベル)
11レベルリフトで8レベル仕上がり
(11-3着色=8レベル)
④カラトリートメント配合は暗くなる
脱染直後のイチゴカラーに塩基性、HC染料の
カラートリートメントを加えると特に塩基性染料が
毛髪に濃く入るため暗くなり易い。
特にBlue配合量が多いと真っ黒になる可能性が高い。
今回の私の失敗は赤味を消すためにLGを
いつもの20%加える予定でした。
しかし、20%加えると暗くなりすぎると思い
直前に10%へと変更しています。
しかし、10%でも暗くなることを仕上がりを
見て思いました。
そういえば高知のサロン講習会の時に
Blueが少量配合の色でも暗くなることは
分かっていました。その時も予想に反し
暗くなっていたのです。失念していました。
LG(LightGreen)はYellow10:1BLUEの配合です。
ほんの少量のBLUEが脱染直後の毛髪には
濃く入ってしまうことを警告しておきます。
自戒。肝に銘じます。
これからも精進致します。
今回、脱染直後のNB8+にLG10%配合は
NB8分の3レベル染色にくわえ
LG10%分の塩基性HC染料の着色により
2レベル程の着色があったと考えています。
アンダー11.5レベルー5=6.5レベル
神戸で開催されたました脱染勉強会レポートです。
脱染には3通りの方法があると考えています。
①酸性脱染剤(エルコス アシッドイレーザー等)
②LT(ライトナー)を使った20:1CL
ライトナーとは主成分アンモニア水、または強アンモニア
であり脱色剤表示のもの
※(同成分でクリームブリーチ表示も有り)
③PB(パウダーブリーチ)を使った20:1PB
PBとは過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム
過硫酸カリウム配合の脱色、脱染剤
※(同成分でクリームブリーチ表示も有り)
※クリームブリーチと表示されている物は
2種類あります。成分表をご確認下さい。
今回の勉強会で、私も本当に脱染の難しさ
その後のカラーリングを考えての脱色は
まだまだ考えが浅いことを再認識させられました。
モデルさんは一ヶ月ほど前に京都で
イチゴカラーのモデルになって頂いた美容師さんです。
度重なる白髪染めの履歴でしたが、白髪が全体に浮いていましたので
イチゴカラーNB8+を全体に塗布しました。
仕上がりは案の定、根元の新生部分は明るく染まっているのですが
酸化重合が重なる既染部分は白髪のカバーはそこそこ出来ても
暗く染まっていました。
神戸の脱染勉強会に参加の意向を伺い
是非、モデルになって下さい。とお願いしました。
正直、一度でもっと明るくなると予想していましたが
そう簡単ではありませんでした。
これまで幾度ともなく20:1CL脱染は繰り返し
行っていましたが、今回は正直手こずりました。
今回の重要Pointは
①弱い薬液で数回に分けて脱染するため
時間の制限がない余裕の時間を要す。
②PB1:2~1:3で行えば誰にでも簡単に脱染は
行えますが、その後の大きなダメージは
取り返しが付きません。
脱染は焦らず、弱い薬液でじっくりと・・・
③脱染後のイチゴカラーはNB8+で3レベルの
染色のためアンダーレベルをしっかりリフトさせる。
12レベルリフトで9レベル仕上がり
(12-3着色=9レベル)
11レベルリフトで8レベル仕上がり
(11-3着色=8レベル)
④カラトリートメント配合は暗くなる
脱染直後のイチゴカラーに塩基性、HC染料の
カラートリートメントを加えると特に塩基性染料が
毛髪に濃く入るため暗くなり易い。
特にBlue配合量が多いと真っ黒になる可能性が高い。
今回の私の失敗は赤味を消すためにLGを
いつもの20%加える予定でした。
しかし、20%加えると暗くなりすぎると思い
直前に10%へと変更しています。
しかし、10%でも暗くなることを仕上がりを
見て思いました。
そういえば高知のサロン講習会の時に
Blueが少量配合の色でも暗くなることは
分かっていました。その時も予想に反し
暗くなっていたのです。失念していました。
LG(LightGreen)はYellow10:1BLUEの配合です。
ほんの少量のBLUEが脱染直後の毛髪には
濃く入ってしまうことを警告しておきます。
自戒。肝に銘じます。
これからも精進致します。
今回、脱染直後のNB8+にLG10%配合は
NB8分の3レベル染色にくわえ
LG10%分の塩基性HC染料の着色により
2レベル程の着色があったと考えています。
アンダー11.5レベルー5=6.5レベル
Before 20:1CL塗布
20:1CL脱染1回目 20:1CL脱染2回目
After
Before 20:1CL脱染
20:1CL脱染2回目終了 After
20:1CL塗布の後、20分の加温を行い
同方法を2度繰り返しています。
20:1CLの増粘剤が2剤200gに対して6gとありますが
1:1調合用の2剤の場合、メーカーによって
2剤の粘性が多少違いますので
使用される2剤の粘性を考慮して下さい。
最初は4g程度を加え、攪拌し、その後、継ぎ足して下さい。
Before 20:1CL脱染中
20:1CL脱染1回目 20:1CL脱染2回目
Before
After
Before
After
本日、モデルさんからFBにてメッセージ有り
「先日はお世話になりありがとうございました(^-^)
少し毛先も明るくなりました
トリートメントもしていますよ^_-☆
ダメージも感じられません」
本日、ちょうど一週間後の状態です。
少し明るくなっていましたので
ホッとしています。
今日も最後までご覧頂きましてありがとうございます。