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イチゴカラーNB8+の意味と増粘

イチゴカラーNB8+の意味と増粘



東京日暮里、国際美容学校
イチゴカラー講習会レポートです。


イチゴカラーにはイチゴは含まれていません。
ストロベリーの甘い香りもしません。

1液1に対して2液が5倍の配合比率で
1:5カラー・・・イチゴカラーです。

従来型のヘアカラーは1:1の同量を調合します。
これは1剤の中身は2剤により半分に希釈されます。
染料も半分、アルカリも半分・・・

イチゴカラーは1:5ですから
1剤の内容物は2剤により5分の1に希釈されます。
染料も5分の1、アルカリも5分の1

ここで重要になるのがヘアカラーの補助剤である2剤が
酸性であるということです。
(PH3~4)

毛髪はアルカリ、または強酸でダメージを受けてしまいます。

ヘアカラーの2剤(6%OX)をカップに入れて
毛束を浸して60分放置しても
ほとんど変化はありません。

明るくもならないし、ダメージも感じない

その2剤にアルカリが加わるとスーパーオキサイドと
水(H2o)が発生し、そのスーパーオキサイドの力で
毛髪内部のメラニンが分解され脱色されるのです。

イチゴカラーは白髪染めですが
お洒落染めに使用してもダメージが少ないと
理美容師さんに好評です。

皆さんが使用されているヘアカラーは
そのほとんどが1:1調合だと思います。

サロンに於いてもホームカラーでも・・・

最近、一部の心ない美容ディーラーさんが
イチゴカラーは2剤が5倍で髪が傷む・・・と

嘘の情報をサロン側へ伝えている・・・と複数の
美容師さんから報告を受けています。

それは全く逆です。

1:5カラーは本当に素晴らしいと思います。

1:1の従来型のヘアカラーが売れなくなっているのかもしれません。


さて、イチゴカラーの中で一番明るく染まる
NB8+(エヌビーハチ プラス)があります。

このプラスは8レベルよりも明るく染まるという
意味です。

他社比較テストでも一目瞭然
1:1のアンダーは11レベル
1:5のアンダーは12.5レベル

このアンダーレベルの違いが明るく染まる
違いなのです。

この辺りはイチゴカラー講習会で
解説しています。

イチゴカラーはハードです。
私の講習会はハード、ソフト両面をお伝えしています。


モデルさんは美容師さんです。
前回のイチゴカラー講習を受講して頂いています。

それからイチゴカラーを2回ほど使用されています。

前回はちょうど一月前・・・

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Before


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After

 

 

 

 



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仕上がりは少々赤味を帯びています。
気になる方はカラトリLGを全体量の10%~20%加えて塗布して下さい。
(カラトリは10%~50%まで調合可能です)

今回は柔らかい毛質の上、根元は1.5cmのリタッチのため
増粘し、根元に流れない、既染部へ流れないように
しました。


 


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増粘することにより狙った箇所へ確実に塗布できます。
染まりも良好です。

 


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Before

 

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After

 


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After#2


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今日もご覧頂きましてありがとうございます。

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