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既ストレート毛は明るくなり難い

【既ストレート毛は明るくなり難い】

昨日は広島の美容学校にて講習会でした。

ヘアカラーをすると毛髪損傷する、ダメージがあるというのは
当然のこととプロの美容師さんなら誰でも知っていること
であるからダメージレス(Damage less)より少ないダメージ
と表現しています。

髪を明るくすること、それから既染部を脱染することも然りです。

それから既ストレート(縮毛矯正)毛は明るくなりにくい
ことも実体験で理解されていることだと思います。

今回のモデルさんはカラートリートメントを数回行い
ストレートをされています。

 



事前に毛髪の履歴を知り、予想を伝えます。

C.光で白髪が染まるクリーム

D.ヘアマニキュアで白髪を黒く染めている人

E.インディゴを使用している人

は明るく出来ません。

 
Before                  After


既染部分は明るくなりにくいと判断し
先に塗布します。

 


20:1CLとイチゴNB8+を1:1でミックスします。


塗布後、15~20分で明るさチェックします。

30分放置しても明るくならない場合は
根元を既染部の状態に合わせるために
6~7レベル(NB6or7)を使うことになります。

今回も明るくなりにくいことが判明しました。
30分後NB8+を根元、新生部へ塗布
(グレイカバーZEROタッチ)

30分自然放置でシャンプーしました。

既染部が明るくなっていないので、根元を長く放置すると
根元のみが明るくなりすぎますので注意が必要です。


 
Before               After

この方法は明るい白髪染めにはとても重要なメニューです。
しかし、脱染していますのでそれ相当のダメージは
ありますのでその後のケアをしっかり行うように
アドバイスをお願いします。

それからこの時点では、余り明るくなっていませんが
シャンプー毎にかなり明るくなることが報告されています
ので、アフターフォローも十分にお願いします。

 

Before               After


ご覧頂きましてありがとうございます。

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