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既ストレート毛と酸化重重重合を思案するイチゴカラー

 

【既ストレート毛を思案する】


イチゴカラーの講習を行って数年、
ここに来て、様々な壁にぶち当たっています。

この乗り越えなければならない壁はいくつか存在します。

そのほとんどが毛質によるものと毛髪の施術歴に起因します。

今回も既ストレート毛とホームカラーによる毛先の
重なり合う染料の脱染料です。(酸化重重重合発色)

先ずはモデルさんの所見から

 

根元5~6cmが明るく
中間毛先は暗くなっています。

全体に8レベルを目指したいのですが


繰り返されたホームカラーと
昨年11月上旬に行われたストレートの
影響で明るくなりにくいことが予想されます。


そこで・・・

①既染部分と既ストレート部分が重ねっている
箇所へ先に塗布して自然放置15~30分でチェック
「明るくなるか否かを確認」します。
明るくなる場合は根元NB8+を塗布
明るくならない場合はNB7またはNB6.5を塗布
します。

 
Before             ①既染部へ塗布

 
①は最初15分でチェックしましたが明るくなっていませんでしたので
更に15分延長しました。合計30分
しかし、目標の明るさまでは到達できないと考え
NB8+使用を断念し、NB7を使用しました。

 
Before        After 

Afterも中間毛先が暗く見えると思いますが
これは夜間の照明が天井に位置しているため
つまり、光源からの距離がTOPは近い、毛先は遠い
ということです。

毛先を同じ高さまで引き上げると明るさに大きな差はありません。
中間毛先は目標達成には及びませんでしたが
全体的な印象が明るくなり、くすみが消え
いい感じに仕上がりました。


 

Before             After


ご覧頂きましてありがとうございます。

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