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パウダー系酸化染毛剤

             

パウダー系酸化染毛剤

10年ほど前に、所謂「ケミカルヘナ」を使用した
カブレ問題が表面化し、登場したのが
パウダー系酸化染毛剤

パイオニアは「香草カラー」続いて「和漢彩染」
内容は同じ、基本的なことは香草カラーの
開発のチームから枝分かれしています。
(研究員の独立)


美容師さんのブログには六つの漢方薬(合計で1%程度)
で染まるような誤った表現が目立ちますが、内容は酸化染毛料
(ジアミン類)と水を加えると酸素を発生する酸化剤が
含まれている。ヘアカラー剤です。

弊社の製品は、その香草カラーのOEM製品です。
私が染色テストを繰り返しオーダーしました。
LB・DB・MBの三色です。
色の濃さは時間と塗布量、水加減でコントロールします。


パウダー系酸化染毛剤の
内容は、ほとんどが特殊加工された小麦粉
(先般、問題になった小麦粉石けんの
小麦アレルギー成分は含まれていません)

それに数%の酸化染毛料が含まれています。
水(温湯)を4~5倍加えると0.5~1.5%程度の
酸化染毛料となり毛髪内で酸化発色します。

①酸化染料中間体=ジアミン類=酸化重合発色

②カップラー=カップラー反応発色、染料分子が
余り大きくならないためシャンプー数回から十数回で退色する。

③直接染料、酸化に関係なく、色そのものが
パウダー色に反映されている。

染まるが分子が大きくならないため
シャンプーで落ちる。

パウダー系酸化染毛剤は毛髪をブリーチしないため(水溶タイプ)
アルカリを含まないので毛髪損傷は少ない「ダメージレス」である。

お客様へ全く傷みません。ダメージはゼロです。
・・・などの説明は誤った表現です。

毛髪損傷はより少なくなっています=ダメージレス

今回は根元へはイチゴカラー、毛先へはアロマカラー
を使用しています。

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モデルさんは全体的に白髪が浮いて、とくに中間~毛先は
パーマの際、退色が著しく相当のダメージがありました。

6レベルのダークブラウンで
全体に落ち着いた雰囲気を目指します。

 

Before                       After
 

 

M'sアロマカラーDBです。

 

Before               NB6-DB10%


 
NB6-DB塗布後20分放置→毛先アロマカラーDB
1:5で軟らかくすると同時に染料も少なくなります。

 
Before                After

 
Before              After


ご覧頂きましてありがとうございます。

 

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